みんなが一つになったフレッシュマンセミナー(太田)

みんなが一つになったフレッシュマンセミナー(太田)
みんなが一つになったフレッシュマンセミナー(太田)
CUBE DIARY

みんなが一つになったフレッシュマンセミナー(太田)

2010.06.21

 6月2日に最後のフレッシュマンセミナーの授業が行われました。そこで、初めてプレゼンテーションを行うことになりました。私たちのクラスは全員で21名。1チーム7人ずつに分かれ”CUBEをOne world(大きな一つの世界)にすべきか、United(小さなたくさんの世界)にすべきか”というテーマについてプレゼンの内容を競いあいました。

 私たちは”CUBEをOne worldにする”という目標を掲げ、プレゼンを作ることにしました。

 ではなぜOne worldにしようと決めたのか・・・CUBEの1回生と2回生の間には、目に見えない「心の壁」があるように感じていました。それは1回生と2回生の間、マネジメントコースと特別留学コースの間、そして学籍番号の前半後半の間にも同じように存在するとに思われました。私たちは、まずその壁が存在する理由を述べ、その壁をなくす次のような計画を提案しました。

   例えば5月は2つのイベントを行います。
   一つは「CUBE内リレー」。10人グループでキャンパス内をクイズや
   二人三脚をしながらゴールを目指します。
   もう一つは、「ポットラックパーティー(potluck party)開催」。
   料理を持ち寄り、バイキング形式で食事会を行います。

 それぞれ学年・コースを混ぜることによって交流を深めることが出来る。このようなイベントを1年続けることにより「心の壁」が取れ、CUBEがOne worldになれるのではないかというのが、私たちのプレゼンテーションでした。

 しかし、ここまで辿り着くのに私たちはかなりの時間を費やしました。ランダムに決められたチームメンバーでは、すぐに仲良くなれませんでした。しかも当初、私たちはCUBEをOne worldにする必要はないと感じていました。Unitedのままでも楽しいと思っていたからです。でも時間が経つと、私たちは行き詰まり、会話も殆どない状態になりました。半分諦めかけた頃、仲間の一人が何気なくアルバイトの話をし始めました。そこに打開策があったのです。彼女はあるファーストフード店で働いているのですが、私たちはあまりそのお店のメニューを知りませんでした。「何が食べられるか分からないから、お店に行ったことがない」、という意識が「相手を知らないから、打ち解けることができなかった」今の私たちの状況に通じていることに気がつきました。もっと相手を知らなければいけないのでは・・・という考えがみんなの中に生まれました。

 私たちは、CUBEをOne worldにすることを目標に変え、順調にその方法も考えて行きました。本番までに何回も授業以外で集まり、プレゼンを仕上げました。

 そしてチームは、このプレゼンで優勝することが出来ました。それは私たちが本当に一つの方向に向かって努力出来たから掴めたものだと思っています。

 他の2チームも本当に良いプレゼンでした。全員が本気で取り組んだ結果だと感じています。結果は大事ですが、そこまでに辿りつくプロセスの方がより大切だと思います。今回このフレッシュマンセミナーを通じて様々な事を学びました。最初は仲良くなかったメンバーとも本当に仲良くなれましたから。

 CUBEに入学して、初めて行った本格的なプレゼンは私たちに多くの経験をさせてくれました。たった2ヶ月でも私たちは変われます。そして私たちにはまだまだ変われるチャンスがあります。だから私はCUBEでより多くの経験をし、さらに変わっていきたいと思います!

太 田 早 苗<川西明峰高校出身>

甲南大学
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