最終章IN横浜 (河内)

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CUBE DIARY

最終章IN横浜 (河内)

2010.12.14

少し前のCUBEダイアリーに企業向けプレゼンテーションで全国進出!という川井君の記事がありました。読んでいない人はhttp://www.konan-cube.com/system/diary/archives/1818を読んでみてください。

僕たちは、10月28日に2回生前期プロジェクトの延長で横浜までプレゼンテーションに行ってきました。実はこのプレゼンテーションはCUBEのプロジェクトの範囲外で、僕たちのプロジェクトは、7月で終わるはずでした。しかし、JAST 日本システム技術株式会社の本社でプレゼンテーションを行い、それに加えて今回の全国進出が決まりました。正直、自分たちのアイデアがここまで発展した内容になるなんて予想もしていませんでした。でも、大学の範囲外で自分達の力が少しでも認められた気がして本当に嬉しかったです!!

プレゼンテーションを作成する過程で、内容を根底から覆すような本当に困難な問題に遭遇しました。それが見つかった時、「何が?」と聞かれると分からないですが、『終わった…。』って思いました。(笑) そこから横浜までの道程は安易ではありませんでした。毎週授業時間外で、平均3時間ほどの打ち合わせを繰り返し、常に緊迫した論議が絶えず続きました。打ち合わせ後は、全員の表情が疲れていたのが印象的です。

学外でも、インターネット上でリアルタイムでチャットをしながらデザイン作業ができるCACOOというサイトで打ち合わせをし、共同作業を繰り返しました。オンラインでの会議を実行するのはCUBE生らしいのだと思います。

そして10月27日。僕たちは横浜にあるパシフィコ横浜に着きました。27日はプレゼンテーション本番前日で、予定は会場視察と立食会でした。パシフィコ横浜ではちょうどアジア太平洋経済協力会議(APEC)が行われており、すごい警戒態勢でした。会場では大学関係者の方のプレゼンテーションが行われており、初めての大会場の雰囲気に呑み込まれました。立食会では、周りを気にせず、満腹になるまで食事とその場の雰囲気を楽しみました。初めての名刺交換の体験で手汗がすごかったのを今でも覚えています。

そして本番の28日、会場に入り緊張は一気に高まりました。しかし、緊張を上回る高揚感がありました。それは、これまでに自分達は行ってきた会議の数、悩んだ時間などが自信に繋がったのだと思います。全員同じ心境だったはずです。

本番は一瞬の出来事でした。自分のパートの15分前ぐらいは、3時間ぐらいに感じました。そして「気づいたら終わっていた。」そんな感じです。(笑) 個人では、文章を噛んでしまい後悔が少し残りました。しかし、終了後には大学関係者の方が熱心に質問をくださり、自分達のアイデアに興味を持ってもらえたことに凄くうれしく思いました。

僕たちは、本当にかけがえのない体験をしました。このCUBEでないとありえなかったものです。社会に出る手前にいる僕たち大学生は、社会に対していろいろな期待や不安を持っています。実際に企業に行き、そこから横浜でのプレゼンまで繋がったことは、社会の模擬体験だったと思います。この経験から、僕たちは個人として確実に成長し、そして社会に対して具体的なイメージを確立することができました。これこそCUBEの授業の真骨頂だと思います。This is itです。

河 内 瞭<追手門学院大手前高校出身>

甲南大学
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