CUBE便り[高校生からの質問](佐藤治正)

CUBE便り[高校生からの質問](佐藤治正)
CUBE便り[高校生からの質問](佐藤治正)
CUBE DIARY

CUBE便り[高校生からの質問](佐藤治正)

2011.01.11

 1年生に『CUBEはどんな学部・学校であるのか?』と聞かれました。
高校の後輩に尋ねられたようです。そこで、「CUBEとその目指す教育」について話すことにしましょう。

 CUBEでは、多くの学生が高校の時より勉強していると言います。それは、CUBEの第一の特徴だと思います。まず、CUBEでは経済・経営系の授業があります。現実社会では経済と経営がリンクしており、CUBEでは両方学ぶことができることが、特徴となっています。
また、プロジェクトやフィールドワークがカリキュラムの中心となっており、学生は、卒業までに5つのプロジェクトを実施することになります。それらプロジェクトを実施するのに必要な知識やスキルを、経済・経営系の専門科目で履修することになります。
それは、現実社会、人や組織や社会問題に関心を持つことが最も重要なことで、その関心に答える形で専門科目を履修するようカリキュラムができており、専門科目を履修することは必ずしも学びの目的ではないという考え方です。

 グローバル化が進展する中、英語でコミュニケーションがとれること、併せて異なる思考・文化・宗教を持つ多様な外国人と意思疎通ができることが重要となります。いろいろな言語に興味がある学生もいるかも知れませんが、CUBEでは、英語を集中的に勉強してもらいます。
また、CUBEの英語は学ぶものではなく、使って身につけるもの。マネジメントコースでは週5回、特別留学コースでは週10回、英語の授業があり、1年間を通して鍛えられます。単なる英語の勉強ではなく、英語でプレゼンテーション、英語で学ぶアメリカンスタディやグローバルチャレンジといった授業も多くあります。

 その他CUBEでは、リベラルアーツの科目も重視しているとか、教師と学生の距離が近い等様々な特徴があります(CUBEダイアリ参照してください)。なんと言っても、CUBEの教育で大事なことは、自分の未来を変えられるということを信じ、努力を惜しまない若者を応援することです。大学を卒業し10年後、自信を持って生きていける若者を育てたいと願っています。多くの学生は大学に入ったら、授業をサボり、単位修得に楽な授業を選び、サークルやアルバイトに多くの時間を費やことが少なくありません。
けれどCUBEでは、学生がよく勉強します。まだ2期生しかいない新学部ですが、自分の未来を変えるため、努力を惜しまない学生を数多く育てることを目指しています。

学部長 佐藤治正

甲南大学
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