メッセージ
メッセージ

POLICY私たちの教育方針と理念

学部長メッセージ

杉本 喜美子
甲南大学教授
マネジメント創造学部 学部長
杉本 喜美子 KIMIKO SUGIMOTO

―想像の先にある“創造”を-

昨年から続く新型コロナウイルス感染症の蔓延は、大学での学び方を大きく変えました。対面授業からオンライン授業への変化は、どこでも学べるのならどうしてこの大学/学部でなければならないか、人間関係を築くことが深い学びの中でどれほど重要なのかなど、様々なことを考える機会になったと思います。働き方も大きく変わり、今までの生活では予想もつかない職種が台頭してきています。これからを生き抜くために、大学で何を学び、何を経験し、どのような人間になって社会に出たいと思うでしょうか。

マネジメント創造学部(CUBE)の実践的な学びの中心にあるのは、現実社会で起こっている様々な問題を、どのように解決することができるのかを検討する“テーマ別プロジェクト”です。各先生の専門分野に関していまだ解決されていない問題を取り上げ、学生の皆さんと一緒に、課題解決の道筋を考えていきます。企業と共同で行う商品企画、地方自治体と連携して行う地域活性化や少子化問題、日本語でも英語でも検討するSDGs、実際のデータを活用した日本/国際経済に関する政策分析など、多様なテーマを学ぶことができます。2年次生から4年次生まで、学年を超えて同じプロジェクトに取り組むことを通して、先生からだけでなく、学生同士で互いに刺激しあい、学ぶことへの意識を変えることもできます。学生間で学びあい、先生も学ぶ。こうした姿勢は、CUBEの目指す「自ら学び、共に学ぶ」「自ら考え行動する」をまさに体現できていると感じています。

プロジェクトでの学びは、自分とは異なる価値観を持つメンバーの良さを認めていくことを通して、自分だけができることは何かを見つける時間とも言えそうです。もちろん、学問として、経営学と経済学の基礎に加えて、プロジェクトで足りないと感じた知識や考え方を、専門講義科目の受講で積み上げることができます。グローバルに生き抜くうえで必須の英語も、今社会で起きている問題を取り上げ、議論し発表できる力を養う授業を通して鍛え上げることが可能です。さらには学びを外に向けて、エリアスタディーズや国内/海外フィールドワークによって、社会とつながることの大切さと面白さを経験することもできます。ただし、 自分をどう育てるかは、たくさんの選択肢の中からどう選んで学ぶかにかかっています。自分で働きかければ多様な機会があることに気づく、これが本学部の最大の魅力だと思っています。

2021年度より、マネジメント創造学部は新しいカリキュラムをスタートします。CUBEでの学びも留学先の学びも、目指すは一つ。この学びを社会に活かせる人物を育てることです。そこで、留学することそのものが目標なのではなく、留学を通してどのような学びがあるかに注目します。課題解決型学習を英語教育にも取り入れ、グローバル社会で多様な人を納得させることができる力を培います。 世の中が思いもよらないスピードで変わっていき、どの会社/業界で働くことが正解か、その答えを見つけることが、知識と経験豊富な大人でも困難を極める時代。このような時代に、経済・経営の基礎を学び、留学やフィールドワークなどキャンパスを飛び出した学びにも取り組むことで、社会に出た時、異なる多様な専門を持つ方々の中心に立って、協調しながら思いもよらない面白いアイデアを具現化していく人物。CUBEでは、こうした人物を輩出していきたいと考えています。

学んだ内容を社会に活かす方法を学ぶのがCUBEです。何か面白いことをしたい!そう思ってCUBEを目指してくれた学生さん達が、手を取り合い、思いやりを持って互いの立場を想像できるようになる。そうすれば必ずその先に、自分だけができることを発見できると信じています。あとはそれを創造していくだけ。 これがすなわち、普遍的な競争力なのではないでしょうか。一緒に楽しんで、“生き抜く力”を高めましょう。

甲南大学
Copyright © Konan University. All Rights Reserved.
ページの先頭に戻る