フィリピン・スタディツアー

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CUBE DIARY

フィリピン・スタディツアー

2011.04.26

マネジメント創造学部3回生の上田です。去年に引き続き体験談を書かしてもらいます。

私におきましては、2回目になるフィリピン・スタディツアーですが、今回も得るものが多くありました。書きたいことは多くありますが、なるべく印象深かったことをコンパクトにまとめたいと思います。

私達は、2か所のストリートチルドレンを支援している施設を訪問しました。私達は、子ども達に折り紙を教えたり、歌を歌ったりとレクリエーションをしました。

子ども達は、様々な理由で親と離れて暮らしています。元気に遊ぶ子供達の中には、さびしがり屋や落ち着けない子どもなど、精神的に弱い部分を持っている子どもいました。ストリートチルドレンには、物資面よりも精神的ケアが大事だと感じました。

少数民族マンギャン族の住むバニラッド村にも行きました。村には電気・ガスが通っていません。NGOが建てた村の学校で、学習支援をしました。磁石を使った実験をしたり、英語を教えたり、限られた時間の中で色々なことをしました。

子ども達は、貧しくはありますが、たくましく生きていました。子ども達の多くが、村の発展を望んでいます。しかし、ことはそう単純ではありません。フィリピンは、キリスト教国ですが、マンギャン族には、独自の風習や精神世界があります。彼らのアイデンティティを如何に守りながら、発展していくかが大事だと思いました。 

これ以外にも私達は、様々な体験をしました。これらは、日本にいては得難いものばかりでした。そしてこれらの体験は、多くのことに活かせると信じております。

最後に。私は、これから就活等の時期に突入します。来年の参加は難しいでしょう。これを読んでいる方達で、参加したいと思った方は、是非挑戦してみてください。

ボランティアは続けることが大事です。CUBEとフィリピンの方々との繋がりが、末永く続くことを祈っております。

<追手門学院高校出身 上 田 義 紘>

甲南大学
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