【CUBEでの4年間を振り返って】 卒業生からのメッセージ

【CUBEでの4年間を振り返って】 卒業生からのメッセージ
【CUBEでの4年間を振り返って】 卒業生からのメッセージ
CUBE DIARY

【CUBEでの4年間を振り返って】 卒業生からのメッセージ

2013.09.04

皆さん、こんにちは。
高校生の皆さんは夏休みも終わり、新学期が始まる次期でしょうか。
CUBEでは9月21日に後期の授業を開始します。

今回のDiaryでは、今年3月にCUBEを卒業した卒業生からメッセージが届きましたので、ご紹介します!

CUBEのホームページをご覧の皆様初めまして!
CUBE1期生(2013年3月卒業)の久郷文也です。

今年の4月に日系の化学品メーカーに就職し、5月からシンガポールに赴任しています。
今回、特別留学コースでの4年間の振り返りと、高校生・現役のCUBE生にメッセージを書かせて頂くことになりました。高校生の皆様の大学選び、そして将来のビジョンを考える上でお役に立てれば嬉しいです。

■CUBE特別留学コースに入学するまで
CUBEの特別留学コースで勉強してみたいと思ったきっかけは、英語をもっと話せるようになりたいという思いと、経済学・経営学の両方を勉強したいという希望を叶えられる場所だったということでした。中学時代のオーストラリア短期留学をきっかけに、将来は英語を使った職業に就きたいという目標が漠然とあったからです。その夢を達成する最善の道がCUBE、それも特別留学コースだと直感的に感じました。このことが確信に変わったのは、CUBE入学後でした。

■CUBEに入学してから
前述の通り、CUBE特別留学コースが私にとって最適な道だと感じたことの一つは、「英語を勉強する」という意識から、「英語をツールにする」という意識に変えてくれたことです。少し抽象的な表現になってしまいましたが、具体的に説明すると、特別留学コースの英語の授業はTOEICやTOEFLの成績等、何かの点数を上げることを目的としているのではなく、プレゼンテーションやエッセイなどのような、日本の学生が当たり前にやっているようなことを、英語で当たり前に出来るようになるためのものです。(もちろん、TOEFL等のテストの点数を上げる授業もあります。)
1年生のときは、週の授業の半分が英語であり、授業の前後で課題も出ます。嫌になるほど英語のエッセイの課題が与えられます。エッセイだけでなく、英語の個人・グループプレゼンテーションも定期的に行います。2年生になれば、それらのレベルが高くなり、更に苦労も増えます。

これだけの勉強を重ねても、2年生秋からの留学ではすぐには通用しません。特別留学コースの留学プログラムは語学留学ではないからです。現地では、経済学や経営学などの専門的な授業を現地の学生と一緒に英語で受講します。意味の分からない単語や表現、人種が違った人とのグループワーク。そういった困難をどう乗り越えるのかを考えることも、自分の成長につながります。

このように、特別留学コースのカリキュラムをやり切るためには、忍耐が必要です。しかし、目の前にある困難を乗り越えるために頑張るか、逃げるかは人それぞれです。自分に負けず頑張り切れば、いつの間にか自分が成長していることに気付くはずです。そのような厳しくも、成長出来る環境があるのが特別留学コースです。最初は直感で特別留学コースを選びましたが、次第に確信に変わり、今は高校時代からの目標も達成することができ、とても満足しています。

■卒業後
夢であったシンガポールという場所で海外駐在員として働き、毎日英語で囲まれた世界で生活し、とても充実しています。まだまだ仕事で英語を活かせる程の英語力はありませんので、日々言語と業務の壁と戦っています。今後、シンガポールで数ヶ月研修を行った後、インドネシアのジャカルタに赴任します。私の会社のジャカルタ営業所は設立3年目で、本社配属の社員が1人もいないような、小さな営業所です。入社後は自分で新たな営業所を立ち上げて市場を大きくしたいという目標があり、この目標を社長に伝えた結果の辞令となりました。CUBE入学までは、私自身、決して自発的に何かを創りたいと思うような学生ではありませんでした。しかし、「学生の主体性を重んじる」というCUBEの環境が、4年間で自分を変えることにつながったと思います。

■高校生の皆さんへメッセージ
高校生の皆様は、CUBEを選択肢として見ていても、まだまだ学部の歴史が浅いことや、より偏差値の高い大学に行きたいという思い等、CUBEに対してネガティブなイメージが先行し、大学選びに悩んでいる学生も多いかもしれません。実際に、伝統のある大学に向けて勉強を頑張っている友達も多いでしょうし、東京にある大学の方が勉強に関しては優秀かもしれません。しかし、そういった「勉強が出来る人材」が今後社会で活躍するとは言い切れません。それよりも、「人とは違った観点を持つクリエイティブな人材」が今後重要になってくると思います。このスキルは普通の大学生とは違った経験を積めば積むほど、身に付いてくるものだと感じています。グローバルで競争が激しい社会で戦っていけるよう、Number oneではなく、Only oneな人材を目指してCUBEで大切な4年間を充実させましょう!

■CUBE生へメッセージ
そして、在学中の皆さん、CUBE以外の学生と接触することが多くないのであまり実感が無いと思いますが、CUBEには本当に優秀な学生が多いです。この事を本当に実感するのは皆さんが卒業して働き出した時かもしれません。皆さんが社会で働き出す時は、「自分は出来るんだ」という強い気持ちと高いモチベーションを持って仕事に臨んでもらいたいですし、私達1期生より更に活躍していって欲しいです。CUBE在学生と卒業生に共通していることは、CUBEの価値を社会に知ってもらうパイプ役であるということです。CUBE在学生の皆さんもそのことを忘れずに大学生活を悔いの残らないように過ごし、社会で多いに活躍し、共にCUBEに貢献していきましょう!

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