経済学と東へ西へ(倉本宜史)

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CUBE DIARY

経済学と東へ西へ(倉本宜史)

2008.10.18

みなさん、お久しぶりです。

CUBEで経済学、公共政策を担当する倉本宜史です。

今日は福井県福井市で開催の路面電車サミット(10月17日から19日)へ出席するために、福井市内にいます。

さて、前回は最後に「経済学ってどんな学問?」という質問にお答えすると言う約束をしていましたので、早速お答えしたいと思います。

一言で言うと、「限られた資源をどのように(だれが、どのような形で)使うことが有効かを考える学問」です。

初めて聞いた方もいらっしゃると思いますが、皆さん自身のことをイメージしてみてください。

毎月決まった額のお金(お小遣いでも、お年玉でもイメージしやすいもの)を使えるとして、何に使いますか?

・・・、はい、今皆さんに想像してもらった買ったもの。その選択にはちゃんと理由があると思います。

経済学では、なぜ皆さんがそのような選択を行ったのか、また、社会全体で見てどのような選択をすると無駄なくお金(資源)を使えるのかを考えるのです。

なんとなく、身近なもののように思えましたか?

さて、身近ついでに一つ。

私は路面電車の走っている街が好きです。しかし、路面電車の経営はなかなか厳しい状況だと言われています。

今回も路面電車の走る街の実態、現在の取り組み、今後の課題を少しでも知りたいと思って、路面電車サミットへ出席しています。

「いかに路面電車を有効活用するか?市民にとって本当に必要なのか?」を考えること、これも経済学のひとつの仕事です。

みなさんも、CUBEでは皆さん自身の興味あるテーマを取り上げ、経済学や経営学の考え方、技術を活かして、皆さん自身の答えを見つけてもらいたいなぁと思います。

ちなみに、下の写真は先日東京へ行ったときに買った最中です。

(福井市の写真はまた次回に紹介しますね。)

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