「グローバルを意識しながら、ローカル(地域)の良さを考える」 京都研修の様子をレポートします

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CUBE DIARY

「グローバルを意識しながら、ローカル(地域)の良さを考える」 京都研修の様子をレポートします

2015.10.05

マネジメント創造学部2015年度の前期プロジェクト科目「グローバルを意識しながら、ローカル(地域)の良さを考える」
(担当:渡邉敏生教員)では、地域経済を頭と体で理解することを目標に7月4日、5日の2日間、京都研修に行ってきました!

今回のCUBE diaryでは、京都研修に参加したマネジメント創造の野々宮さんと向井さんからの報告レポートをお届けします。

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【1日目】
神戸に住む私にとって、京都は馴染み深く、有名な神社・仏閣はすでに行きつくしている。
しかし、「これまでに経験したことのない研修にするように」と渡邉先生に言われてしまった。これはなかなか難しい・・・。

何とか友達と相談して見つけ出したのが、嵐山の「鵜飼」だった。嵐山と言えば「渡月橋」。
しかし、鵜飼のことはあまり知られていない(少なくとも私は知らなかった)。
この企画を渡邉先生に持ち込んだ・・・。結果は「GO」サイン。ほっとした。

京都研修 鵜飼

研修当日は、午前中が曇り。午後から本降りとなってしまった。
しかし、なんとか鵜飼を見物することができた。
船の中は満員で、ギュウギュウ詰めであったが、迫力ある篝火や鵜が魚を出す瞬間を見ることができた。

途中、別の船が私たちの船に近づいてきた。おでんやお酒を売りに来たのだ。あまりの出来事にびっくりしてしまった。
夕食を食べた後だったので、さすがに誰も買わなかったが、あの美味しそうな匂いは今でも鮮明に覚えている。

そして、夜は昔ながらの旅館に泊まった。近くに銭湯もあり、昔ながらの雰囲気を楽しめた。
旅館はほぼ貸し切り状態だったので夜遅くまで全員で楽しんだ。
しかし、これが2日目の座禅に響くことになる・・・(泣)。

京都研修

(文責 野々宮 瑠美)

【2日目】
2日目のメインは比叡山延暦寺での坐禅!
午前8時には旅館をチェックアウトし、比叡山を目指して出発!レトロな叡山電車に揺られながら、八瀬比叡山口に到着。

その後、ケーブルとロープウェイに乗り、何とか山頂へ辿り着きました。
道に迷いながら山道を下り、比叡山の中腹にある延暦寺の道場へ。いよいよ、坐禅の体験です。

京都研修 ロープウェイ

まずは、「座禅とは何か」という教えを受けました。
座禅に関する大事な言葉に、「調身・調息・調心」という禅語があります。
これは、正しい姿勢を保ち、正しい呼吸法で坐禅を組めば、心身ともに整う、という意味です。

息の回数を数える数息観、そして坐り方、警策(座禅中に肩甲骨のあたりを叩く行為。叩くことによって身体の血の巡りを良くするツボを刺激してもらう)などを学んだ後、いよいよ実践です。

今回は、30分間の座禅コース。感想としては、警策が思ったよりも痛くなく、むしろ気持ちが良かったことが驚きでした。
私自身、普段、友達や家族とは訪れることがない京都や延暦寺に行くことができて、非常に満足でした。
鵜飼や坐禅などを実際に体験できたことで、日本の良さ、面白さを海外の人たちにより一層表現できる気がしています。

京都研修 比叡山

47都道府県には、それぞれの良さがあるとも思います。今回はその一つである、京都の良さを経験することができました。
思い出に残る研修旅行でした。

もう一つぐらい、別の場所に行きかったなあ…。

(文責 向井香織)

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