CUBE生が挑んだインバウンド需要創出プロジェクト
CUBE生が挑んだインバウンド需要創出プロジェクト

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プロジェクト

CUBE生が挑んだインバウンド需要創出プロジェクト

Profile

増田理沙さん
ビジネス研究プロジェクト/大阪・関西万博時代のインバウンド需要創出
万博来場者を梅田エリアに呼び込むために、阪急阪神百貨店、グランフロントとのコラボレーションのもと、日本の地方名産品を楽しめるイベントを、チーム5人で企画・実施へ。

この授業に参加したきっかけは?

増田さん

「せっかく自分の生きている時代に、身近な大阪の地で、万博という大規模な国際イベントが開催され、多くの外国人観光客が日本を訪れている。この特別な状況において、自身が学んできたマーケティングの知識を実際のイベント企画に活かしたい。そうすることで、理論と実践が結びつき、自分自身にとっても新しい発見や学びが得られるのではないか」――そんなワクワクした思いから、このプロジェクトに参加を決めました。

具体的にはどのような視点から、日本の魅力を伝えようと?

増田さん

海外観光客に向けて「日本の地方の魅力をどう伝えるか」をテーマに議論し、数あるアイデアの中から、海外の方に人気急上昇中の”日本ワイン”と”ご当地お菓子”の組み合わせに注目。外国人観光客にとって何が魅力的に映るのかを探るため、万博会場でフィールドワークを行い、ネットでは得られない生の声を聞きながら、ニーズをつかむことの重要性と難しさを実感しました。

活動に取り組むうえで苦労した点と、その解決に役立った学びは?

増田さん

ニーズは見えてきたものの、それにあったイベント企画に対するリサーチの部分に苦労しましたが、合同でイベントを行う阪急・阪神百貨店様とも、どのような名産物を起用するべきか何度も話し合いを重ねたり、実際の観光業(Airbnb)のホストの方からもお話を伺いました。現場を見られているプロの方々との直接的な関わりには発見が多く、とても貴重な機会で、マネジメント創造学部ならではの学びだと感じました。また、ターゲットが求めているものと、私たちが届けたい価値の両方をどう届けるかについて、学年混成のチームでたくさん話し合えたことも、より良い提案につながったと考えています。

この活動を通じて成長したと感じる点、今後の目標を教えてください!

増田さん

成長を実感している部分は大きく2つです。第一に、企画を実現させるために、「ターゲットのニーズを意識する視点」が身に付きました。多様な来場者、特に外国人観光客にどうすれば魅力的に感じてもらえるのか、相手の立場に立って価値を伝える力を養うことができました。第二に、「リーダーシップ力」です。イベント企画においては多様な意見が出る中で、ただ自分の考えを押し通すのではなく、メンバーひとりひとりの意見を尊重しながら議論を整理し、最善の方向に導くことを意識しました。その結果、チーム全体が納得して取り組める企画を形にすることができたのではないかと感じています。
今後もマーケティングの知識を深めると同時に、マネジメント創造学部の実践的な学習環境を通じて「人の心を動かす企画力」と「チームを導くリーダーシップ力」を伸ばして、より大きなプロジェクトや社会的な課題解決につながる企画に挑戦していきたいです!

今回の企画が、グランフロント『こたつ会議』イベントとして形に!

増田さん

はい!万博来場者を梅田エリアに呼び込むため、クラス全体でたくさんのリサーチやディスカッションを重ねて形にした、アイデアの詰まった企画です。日本の地方名産品(飲み物とおつまみのペアリング)を楽しんでいただくため、マーケティングの視点から工夫された展示や、ターゲット層の海外の方々との交流を楽しめる仕掛けも用意しています。食や文化を通じて新しい発見ができるイベントになっていますので、ぜひ足を運んでいただき、私たちの思いを体感していただければ嬉しいです。会場でお待ちしております!

第17回『こたつ会議』
グランフロント北館1F ナレッジプラザ

~ローカルで光る宝を探せ!~
ローカルOMOSHIROIバザールで出展

 詳細は【第17回 こたつ会議】で検索!!

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