甲南大学 
甲南大学
マネジメント創造学部
甲南大学と「阪急阪神不動産株式会社」および商業施設「阪急西宮ガーデンズ」との産学連携授業において、『甲南大生が“あの人”の部屋をプロデュース！＠ジオエント西宮北口』プロジェクトを実施。12月20日（土）・21日（日）には、学生がトータルコーディネートした住戸の完成を記念し、その広報までに携わったオープンハウスイベントを開催しました。
本プロジェクトは、阪急阪神不動産が管理する賃貸マンション「ジオエント西宮北口」（西宮キャンパス／CUBE隣のビル）の一室を、大学生ならではの視点で企画・コーディネートする産学連携の取り組みです。
学生は、授業で培ったマーケティングやリサーチの知識を活かし、想定する入居者像の設定からスタート。ライフスタイルや価値観を具体的に描き出しながら、家具・インテリアを阪急西宮ガーデンズで選定し、空間全体をつくり上げました。
オープンハウス当日は、一般来場者に向けて完成した住戸を公開。あわせて企画した体験型イベント「ルームクエスト」では、部屋の世界観を楽しみながらアイテムを探す企画が行われ、来場者は住空間を体感的に味わう様子が見られました。
「あえてTVは置かずプロジェクター利用」、「ベッドフレームは使わない」、「圧迫感をなくすためソファや寝具は低く」など、今の流行をリサーチし、こだわり抜いたインテリアに、「１DKをこんなにおしゃれにできるなんてびっくり」「実際に住んでみたい」といった声も寄せられました。
また、空間づくりにとどまらず、チラシやリーフレットなどの広報物の制作やイベント企画、SNSを通じた情報発信までを学生が主体的に担当。今どきの発信方法に加えて、街頭での呼び込みも行うなど、企画を“伝える”ところまで含めて実社会と向き合う経験となりました。
当日は、SNSをきっかけにお申し込みいただいた方をはじめ、同マンションにご入居中の方、住まい探しの途中で立ち寄られた方など、幅広い層の方々にお部屋をご覧いただくことができ、発信の難しさとともに、伝わり足をお運びいただくやりがいを感じられたのでは。土日2日間の開催ではありましたが、プロジェクトに携わった学生が来場者に直接説明を行い、自らの学びや工夫を言葉で伝える姿も印象的でした。
寒い中、年末にも関わらず、西宮北口まで足をお運びいただきましたみなさま、ありがとうございました！
プロジェクトメンバーの皆さん、長期間の学習・ご準備、2日間の開催、本当にお疲れさまでした！
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今回の取り組みは、阪急阪神不動産のYOU TUBE公式チャンネルで、配信が決定！密着取材も受けました。
なお、今回完成した住戸は家具付き賃貸住宅として、実際に入居可能な物件となっています。
甲南大学では今後も、学生の学びが社会とつながり、実践の中で形になる取り組みを応援してまいります。
