続・私の受験体験記(池原)

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続・私の受験体験記(池原)
CUBE DIARY

続・私の受験体験記(池原)

2009.10.10

つづき・・・?
(前回分はこちら→http://www.konan-cube.com/system/diary/archives/1118)

その日の放課後、私は親友にやっぱりCUBEを受けようと思うと話しました。親友もさすがに一旦決まっていた進路を変えてしまうことに驚いていましたが、私の気持ちが中途半端なものじゃないと分かると真剣に話を聞いてくれました。

そして「理恵、前に自分で言ってたじゃん。後悔っていうのはやってしまったことにするものじゃなくて、やらなかったことにするものだって。だから最後まで自分が思う通りにやるべきだと思う。一緒に残りの時間頑張ろう。」という言葉をかけてくれました。それを思い出した時、私は決心していました。

その日の夕食は忘れられません。ご飯を食べる前に、両親に「やっぱりCUBEを受ける。」と告げた時、両親は「え?」と言ったまま固まっていました。そこから私は涙いっぱいにして自分の思いを告げると、両親も理解してくれたのです。やるなら最後まで死に物狂いでやりなさい、と背中を押してくれた時には本当に感謝の言葉しかありませんでした。

次の日から私は生まれ変わったかのように、希望に満ち溢れてキラキラしていました。CUBEにはすごい力があるなと、今改めて思います(笑)。しかし、その日から受験当日(公募推薦試験)までの残された時間はちょうど一カ月。私は希望と焦りの中で、毎日必死に勉強しました。放課後は図書館に通い、新聞を片っ端からスクラップしました。とりあえず小論文を書く作業よりは、知識を増やすことに重点を置いて勉強しました。でもそれは決して苦痛ではなく、目標に向かって努力することはこんなにも楽しいのだと思えるくらいでした。

受験当日、友だちからもらったお守りをポケットに、大学へ向かいました。その日の朝は、緊張よりもとうとうこの日が来たかという興奮に胸がわくわくしていました。一ヶ月間できることはやりきったので全く後悔はなかったです。そして試験、面接では自分が思っていた以上に力を発揮できて、清々しい気持ちでその日を終えることができました。早速、受験会場で友だちもできてみんなで「入学式で会おうね。」と言って別れました。

そして合格発表当日、その日は私の誕生日でもありました。誕生日どころではなく朝からそわそわしながら郵便を待ち続け、ついに来た時には胸が張り裂けそうでした。玄関でハサミを片手に郵便のお兄さんを待ち、ドアを開けた時にはもうお兄さんの手から封筒を奪う勢いで開けていました。

「合格」の文字を見た時は、母と叫んで飛び上がって喜びました。お兄さんは目が点です(まだハンコも押していなかったので・・・)。

その日は私にとって人生で最高の一日でした。そして合格発表通知は、今までに貰ったどの誕生日プレゼントよりも嬉しかったです!

こうして振り返ってみると色々なことがありましたが、今私が毎日CUBEで楽しく勉強できるのも自分の夢をあきらめずに最後までやり通すことができたからだと思います。受験生のみんなは夏休みが終わって今が一番大変な時期だと思うけれど、今の自分がどんな道にいたとしても決してあきらめないで最後までやり通してください。そして来年CUBEで勉強している自分を思い浮かべてモチベーションを高めてください。

うまくいってもいかなくても最後まで思うようにやってみること。

それが挑戦。

挑戦は自信。

自信は積み重ねでつくもの。

夢や目標に日付を打って、最後まで本気出して頑張ってください。

応援しています。

池 原 理 恵<小林聖心女子学院高校出身>

甲南大学
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