Study at UVic(尾崎嘉彦)

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CUBE DIARY

Study at UVic(尾崎嘉彦)

2010.12.25

こんにちは。マネジメントコース一期生でカナダのビクトリア大学(ビジネス)に派遣留学中の尾崎です。
ビクトリア大学(ビジネス)への留学はCUBE独自のプログラムで、僕たち一期生が初めての派遣生です。そこで、今回はCUBE.comを通じて、1)留学制度と留学する為に何をしたのか。2)留学プログラムと授業について。3)授業以外の生活について。の3つをお伝えしたいと思います。

1)留学制度と留学する為に何をしたのか

マネジメントコースの学生には2通りの留学方法があります。
1つ目は、CUBE独自のプログラムを利用してビクトリア大学(ビジネス)へ派遣留学をする方法。(出願期間:留学の約4ヶ月前)
2つ目は、甲南大学全体のプログラムを利用してアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどの大学に交換留学をする方法(出願期間:留学の約9ヶ月前(注:留学先によって異なります。))です。

CUBE独自のプログラムのメリットは、出願期間が大学全体のプログラムよりも遅いため、留学の条件であるTOEFLの点数を上げるための勉強の時間が多いこと、そして、世界中のビジネス/経済専攻の留学生と一緒にビジネスの専門的な授業が取れることだと思います。
一方、大学全体のプログラムを利用するメリットは、たくさんの選択肢から自分の好きな国・大学を選べることだと思います。

次に、僕が留学する為に何をしたのか、を書きたいと思います。
まず初めにしたことは情報集めです。どのような留学手段があるのかをホームページで調べ、大学の国際交流センターで話を聞き、留学説明会に参加して、できる限りの情報を集めました。また、CUBE独自のプログラムについては、事務室や学部長に話を聞きました。
その後は、留学の条件であるTOEFLの勉強です。どの大学に交換留学する場合でもTOEFL iBT 61点以上は必要でしたから、休み時間に一人で部屋にこもって勉強したり、特別留学コースの友達にアドバイスをもらったりして、地道に勉強を続けました。また、英語の先生方はライティングやスピーキングの勉強をサポートしてくれました。
僕が留学条件(TOEFL)をクリアしたのは留学の約7ヶ月前でしたので、大学全体のプログラムの出願期間はすでに終わっていました。ただ、CUBE独自のプログラムの出願期間には間に合ったので、ビクトリア大学(ビジネス)への留学を選ぶことができたのです。

2)留学プログラムと授業について

CUBE独自のプログラムは、ビクトリア大学(ビジネス)のUVic Business Incoming Exchangeプログラムをもとに作られています。他の日本の大学からこのプログラムで留学している留学生との違いは主に2つで、
1 マネジメントコースの学生は、1セメスターに4科目以上履修する場合に追加で授業料を払わなければならないこと。(3科目までは甲南大学が授業料を支払います。)
2 CUBE独自のプログラムは、留学条件のTOEFL iBTの点数が61点と、かなり低く設定してあること。(他の日本の大学からの留学生は79点以上取らなければならないと言っていました。)ただし、TOEFL iBTが68点以下の場合はISIBMという4週間の語学プログラム(費用は自己負担)を受講しなければなりません。

他の留学生はヨーロッパ、インド、アジアと様々な国から来ています。日本の大学では明治大学、立命館大学、立教大学などから来ていて、かなりレベルが高い学生ばかりで、すごく刺激されます。

僕は秋学期にOrganizational Behavior, Business Communication, International Businessの3つの授業をとりました。Organizational Behaviorは、人が組織の中でどのように行動するのかという内容で、出席、クイズ、グループワーク、試験、ケース分析など様々な要素から評価されます。Business Communicationは、ビジネスシーンでのプレゼンテーションスキル、ライティングスキル、交渉スキルなどを学ぶ授業で、出席、課題、プレゼンテーションで評価されます。International Businessは名前の通り国際ビジネスについての授業で、出席と3つのディスカッションペーパーで評価されます。
このように授業によって、また教授によって評価方法や授業形態が全く異なるので、自分に会った授業を事前にシラバスで確認しておく事をお勧めします。

授業は当然すべて英語で、カナダ人の学生と一緒にうけるため、すべてを理解する事は不可能でした。僕の場合、授業内容を確認する為に5、6人の日本人の友達とスタディーグループを作って、授業後や休日に集まっています。
また、一番苦労したのがグループワークで、7人グループのうち5人が見知らぬネイティブイングリッシュスピーカーでした。発言しようと思った時には、すでに次のステップに進んでしまっていたり、英語が早すぎて聞き取れなかったり、時にはかなり落ち込みました。でも、ミーティングの間に世間話をしたり、終わってから学内のパブで一緒に話をしているうちに、徐々に打ち解けることができました。最終的には意見も言えるようになり、先生からも良い評価をもらえました。
授業を受けていて気づいた事は、学生たちがどんどん質問する事です。ちょっとでも気になる事があれば手を挙げて質問をしていました。先生の問いかけにも、いろんなところから学生が答え、能動的に授業に参加していました。
他の国の学生と一緒に授業をうけたり、グループワークをしたりすることで感じることがたくさんありました。

3)授業以外の生活について

ビクトリアは「カナダで一番暖かい」、「東京と同じぐらいの気候」と聞いていたのですが、正直凍りそうなぐらい寒いです。なんと今年は1996年以来の寒さだと言っていました。全面雪で覆われたこともありましたが、それ以外はとても住みやすいところです。(気候はとても重要ですが...)
花のビクトリアと言われているように、街中が花で覆われています。また、建物もまさにブリティッシュといった感じで、とても綺麗です。
ビクトリアには日本の品物を取り扱っているスーパーが2件、日本人が経営するヘアサロンが2件あり、日本食レストランもたくさんあります。また、韓国系と中国系のカラオケがあり、日本の曲もたくさん入っているので、まずホームシックになることはありませんでした。

休日は他の留学生とクラブに行ったり、ホームパーティーをしたり、有意義に過ごしています。特に金曜日と土曜日は、課題やテストがない限り、勉強から離れて楽しむようにしています。ただ、日曜日は次の日に備えて予習をする学生が多く、日曜日は一週間で一番図書館が混んでいます。
あとは、かなり休日が多く、僕の場合は授業があるのは週に3日だけです。そして秋学期、春学期ともリーディングブレイクという一週間ほどの休みがあり、ほとんどの留学生はリーディングブレイクを使ってアメリカなどに旅行しています。
主な行事はトガパーティー、ハロウィン、サンクスギビングなどがありました。
トガパーティーでは古代ローマの服である「トガ」を着て楽しみました。

ハロウィンでは日本でもお馴染みですが、仮装して楽しみます。
サンクスギビングでは大きなターキーが振る舞われ、一週間程昼ご飯はターキーサンドウィッチでした。
ビクトリアでの生活について、もっとお伝えできたらと思うのですが、書ききれないのでこの辺にしときます。
CUBEの学生で海外留学を考えている人には何かアドバイスできればと思うので、気軽に聞いてください。(CUBE SNSとかで...)
それでは良いクリスマスとお正月を。 

尾 崎 嘉 彦 <加古川北高校出身>

甲南大学
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