ニューヨーク インターンシップ滞在記

ニューヨーク インターンシップ滞在記
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CUBE DIARY

ニューヨーク インターンシップ滞在記

2011.09.01

 こんにちは。マネジメントコース3年生の金城ウィリアムです。

 8月4日から、9月9日まで約5週間の予定で、ニューヨーク(NY)のコロンビア大学でインターンシップに参加しています。受け入れ先は、コロンビア大学ビジネススクールの研究所、Columbia Institute for Tele-Information (以下CITI)で、滞在先のホテルもCITIで提供してくれています(食費・交通費は自己負担)。8月4日にNYに到着し、5日にCITIに出向き、この4週間あまり、充実した日を過ごしてきました。

 CITIでは週4日、9時半から17時半まで働いています。私たちと同じように、CITIにはインターンシップに参加する目的で世界各国から多くの学生が集まっていて、多数の言語が飛び交っています。定期的に開かれるカンファレンスでは、世界中から多彩なゲストスピーカーが参加し、カンファレンスやその準備を通じ、国際的な雰囲気で米国におけるこの分野の先端の話が聞ける等、日本では経験できない刺激的な日々を送っています。

 日々の仕事内容を簡潔に表現するなら「情報通信」の研究サポートです。つまり、私たちの日常生活には欠かせない、インターネット、携帯、テレビ、ラジオなどを研究しビジネスに活かそうとするのがCITIインターンシップの目的です。例えば、コンピューターや携帯の技術が発達と共に、インターネットの通信速度も向上し「インターネット2」の時代がやってきます。そういった観点から研究を深め、近い将来のビジネスに役立つ研究を助けます。佐藤学部長の分野でもあり、佐藤学部長はCITIの日本代表の仕事もされています。

 仕事の手順としては、第一に、CITIのルールなどを知る必要があるため、まず細かいマニュアル(教授紹介、インターネット接続、今夏の仕事内容など)を渡され、それらを理解した上で仕事を始めることになります。私が、具体的に関わったテーマは以下の2つで、今は3つめのテーマに取りかかっています。

  1.メディア企業での人的資源管理(Human Resources Management in the Media and Communications)
  2.インターネット・ブロードバンド産業とその経営(Internet Broadband Industry and Management)

 もちろんこの各テーマについて研究するには、基礎的な知識を得ることが必要とされるので、350ページある英語の資料を2日間で熟読する作業から入りました。基礎的な知識・情報をベースに、CITIから与えられた課題に関し、CITIの研究上必要であろう「情報」を自ら調べていきます。読むべき資料のページ数が多い様に思うかもしれないですが、内容が興味深かいため苦痛なく読めました。それは、また、普段からCUBEで培ってきた「自ら学び、考える」という姿勢が身についているからだと思います。ここでは、語学の向上だけでなく、情報通信やその他の知識も豊富に学べています。

 マンハッタンはエキサイティングな街です。休みの日は、ニューヨークシティーを満喫しています。タイムスクウェアーを散策(写真)、セントラルパークでランニング、リバーサイドパークで知らない人とサッカーをし、仕事だけでなくオフの日でも夢のような生活を過ごすことができています。また、ニューヨークは多くの人種が集まっている場所なので、European、 Hispanic、 Asianなど様々な人がいて、街を歩いているだけで新鮮な感覚です。ブラジル政府で働く人と仲良くなったり、野村証券で働く方とも出会ったりと、驚くほど多くの人がニューヨークには滞在しています。

<兵庫県立西宮今津高等学校 金城ウィリアム>

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