ニューヨーク滞在記

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ニューヨーク滞在記

2011.09.09

こんにちは。マネジメントコース3回生の小松雅恵です。

 現在、NYのコロンビア大学で約5週間のインターンシップを体験しています。今回は、私の取り組んでいるインターンシップの内容についてと、世界中から人、物、金そして情報が集まると言われる都市NYでの生活についてご紹介したいと思います。

 私は、コロンビア大学ビジネススクールの情報通信係の研究所CITIで、リサーチアシスタントとして9時から17時半まで週4日で働いています。今まで実際に取り組んだ仕事の内容は、(1)情報メディアの知的財産権(Intellectual Assets)について、(2)情報メディアとしての映画(media film)についての二つで、現在は、3つ目の情報メディアの会計(media accounting)に取り組んでいます。調査を進めていく前に毎回300ページ以上、2つ目のものに関しては、パワーポイントを1500枚読み込みもあり、(もちろん全て英語)ハードですが、自分の英語力の向上を日々感じています。

 私たちの通うコロンビア大学についてですが、コロンビア大学は都会にあるにも関わらず、歴史のある建造物、豊かな自然に囲まれたとても広いキャンパスで、リスの走り回る芝生の上で、観光地としても有名なチャーチを見ながらご飯を食べたりしています。数々の映画の撮影場所としても使われていて、散歩をしていると、「あ!あのヒロインが座っていた噴水だ!」と映画のシーンが蘇ることもしばしばあります。

 NYの生活についてですが、私はこちらに来るまでは、Manhattanは犯罪も多く、銃を持った人がうろついているような怖い街だと思っていました。しかし、実際生活してみると、人は親切で、街もきれいです。最低限気を引き締めることは怠ってはいけませんが、怖いこともなく実際のびのび暮らせています。また、NYはアートの街!芸術関係が個人的に趣味なので世界3大美術館の一つメトロポリタン美術館をはじめ、いくつか美術館にも訪れました。日本と違って写真を自由に撮れましたが(日本との美術館の知的財産権の扱いが違うことも私の研究と繋がって面白かったです)、 そのような特別な所に行かなくても、毎朝の通勤途中に、地面に昨日までなかった絵が書かれていることを発見したり、壁に無名のアーティストの作品が書かれていたり、街中にアートが溢れていて、シャッターチャンスがたくさんありました。また、先ほども、人々が親切だと述べましたが、本当に人々がフレンドリーで、地下鉄の隣になった人や噴水の近くのベンチで隣になった人、とにかくManhattanのいろいろな場所でいろいろな人が話かけてくれます。この1ヶ月の間に有名企業の技術者、ファッションデザイナー、ダンサーなど出会う事も稀な人々と世間話をできました。自分の知らない世界を知っている人の話を聞けるのはすごく興味深いし貴重な体験です。

 NYに来て、そしてコロンビア大学に来て一番思った事は、これからもいろいろなことに興味を持って、多くのことを吸収したいということと、日本だけでなく世界中の自分とは違う国の生活や考えに触れていきたいということです。

 あと1週間とちょっとですが全力でインターンシップとNYを楽しみたいと思います。

<大阪市立西高等学校出身 小松雅恵>

甲南大学
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