卒業研究で大好きなことを追究!

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CUBE DIARY

卒業研究で大好きなことを追究!

2024.02.06

「TDRのグッズ販売マーケティング〜アメリカとの比較〜」

大学生活の集大成ともいえる卒業研究について清水みのりさんにお話しを聞かせていただきました。

 

こんにちは。マネジメント創造学部4回生の清水みのりと申します。この度は私の卒業研究についてご紹介します。卒業研究は自分だけのテーマとじっくり1年間かけて向き合うものです。素敵なテーマが見つかればきっと楽しい研究になると思いますので、皆さんそれぞれが素敵なテーマと出会って研究をすすめていくイメージ作りに、ぜひ私の体験もほんのすこし参考にしてくださると嬉しいです。

 

●卒業研究プロジェクトとは

2回生から履修する通常のプロジェクト科目とは違い、半期ではなく1年間、同じ先生やメンバーとともに取り組む、まさにCUBEで過ごした4年間の集大成となるものです。まずは自分がこれなら興味をもって研究を進められる!論文が書ける!と思うテーマを決めます。なかなか決まらない人や決めた後に変更する人もいますから、不安にならなくても大丈夫です。それぞれの研究テーマのジャンルによって先生を選んでプロジェクトを履修するので、同じプロジェクトのメンバーとは、テーマは違えど各々に当てはまる考察を言い合えたり、自分では気づかなかった部分を評価・深堀りし合ったりしてみんなでそれぞれの研究を深め、論文に落とし込んでいくことができます。

●研究テーマの選定理由

私の卒業論文の研究テーマは、「TDRのグッズ販売マーケティング〜アメリカとの比較〜」です。私自身、幼いころからディズニーが大好きで、東京ディズニーリゾートにもよく訪れるヲタク、いわゆる「Dヲタ」であることから、ディズニーに関することをテーマにしたいなと漠然と考えていました。さらに、3回生から4回生にかけて行ったアメリカ留学での経験から、アメリカのディズニーのパークで販売されているグッズと東京ディズニーリゾートで販売されているグッズの展開や販売方法、販売形態などが大きく異なることや、アメリカ人と日本人ではそもそも「お土産を買う」という行為に対する認識自体が大きく異なることに気づき、非常に興味が湧いたため、TDRのグッズ販売マーケティングをテーマに取り上げ、日本とアメリカとで比較しながら研究を進めることにしました。

●私の卒業研究について

私の研究内容は「東京ディズニーリゾート」「グッズ販売マーケティング」「日本人とアメリカ人の消費行動の違い」など研究のキーワードが多く、それらを細かく掛け合わせた結果かなりマニアックなものになってしまったため、直接的な先行研究やデータが無く、文献を読むこと以上にオリジナル調査の実施に注力しました。Google Form Surveyを使用してアメリカ人向けと日本人向け2つのアンケートを作成し、ディズニーへの関心度や「お土産」への価値観などを問う質問で得られた回答をそれぞれデータ化して研究を進めました。

例えば、皆さんは東京ディズニーリゾートを訪れた際、家族や恋人、親しい友人にお土産を購入しますか?ではアルバイト先やクラスメイトにはどうでしょう?私の行った調査結果では、家族や恋人、親しい友人には85.9%、アルバイト先やサークルには61.0%の日本人大学生がお土産を購入すると回答しました。ところがアメリカ人に同じ質問をすると、家族や恋人、親しい友人にお土産を購入すると回答したのは43.3%と日本人の半数ほどの結果に。さらにクラスメイトやルームメイトにお土産を購入する学生は全体の僅か6.7%と日本の1/10ほどの結果となりました。ではその理由は?私たちは、また彼らは、何を購入するのでしょうか?このように「ディズニーのパーク内でのグッズ・お土産への消費行動」に関する調査を、アンケートを通して行います。ここからさらに高校生、大学生、社会人など職業別に分けて結果を分析してみるとまた新たなことが見えてきます。また、私の卒業研究の中でキーとなる「ディズニーへの関心度」については、選択式の質問項目により回答者を①ヲタク②ファン③一般④無関心⑤知らないの5つに分類し、そこからさらに割合の多かったヲタク、ファン、一般の3部門に絞って各回答を読み解きました。パーク内での平均予算から何を購入するか、お揃いのカチューシャを着けるか否かまで、この関心度をものさしにして読み解くと、東京ディズニーリゾートのグッズ販売マーケティングが見えてきます。

このように、そんなところまで?!と思うような点も深掘りして、自分オリジナルの視点から物事を捉えて考えるのが卒業研究の醍醐味です。

この研究を行う上で、本当にありがたいことに、両アンケート合わせて334名の方々にご協力をいただいたため、膨大な量のデータを前にして何度も挫けそうになりましたが、指導教員の先生からアドバイスやフィードバックをたくさんいただきながら、自分が最終的に論じたいことは何かを常に念頭に置き、研究、執筆に打ち込みました。データの扱い方や、アンケートの取り方、結果の考察の仕方など、CUBEで学んだことをフルに活かして、時には仲間に頼りながら、自分だけのオリジナル研究を進めて執筆した論文が完成したときの達成感は何にも変え難いです。

●おわりに

CUBEでは、4年間を通して数え切れないほどのグループワーク、プレゼンテーション、レポートを経験します。正直しんどくなってしまうときもあるかもしれませんが、仲間と力を合わせて取り組んでいくことで、4回生の終わりには自分オリジナルの研究を誇れるくらいに「調査・研究・発表」すべての能力が身につき、インプット・アウトプットともに得意になっていると思います。CUBEでしか味わえない、自ら学んで発信する楽しさをぜひ知って欲しいです。皆さんの思い描く素敵なことやものがすべて形になるよう願っています。

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