「ベリーA」リブランディングに挑むCUBE生たち
「ベリーA」リブランディングに挑むCUBE生たち

INTERVIEWCUBE生がいく!

フィールドワーク

「ベリーA」リブランディングに挑むCUBE生たち

Profile

阿部太政さん 竹田圭吾さん 大西和樹さん
自己申告型フィールドワーク(加西市)
加西市の特産品である「マスカット・ベリーA」という品種のぶどうを、産官学高大連携でリブランディングしていく活動に取り組むCUBE生の3人。
現地農家を訪れ、現状と課題を把握しながら、次々と新しいアイデアを出し、仲間を募って活動を広げていく——そんな機動力のある3人にお話を伺いました!

この活動に参加したきっかけは?

阿部さん

実は高校生のときから、地方創生活動には取り組んでいました。マネジメント創造学部に入り、「大学の学びはどれほど社会で通用するのか、活かして試してみたい」と思い、2回生の時に仲間を増やして『自己申告』という授業として改めて始めました。失敗を恐れずに挑戦できる大学生の今だからこそ、社会の難しい課題に取り組んでみたいという気持ちもありました。

 

竹田さん

マネジメント創造学部のフィールドワークにはずっと興味があり、やってみたいと思っていました。阿部くんから話があり、「そんな面白そうなことは、やるしかない!」と参加を決めました。実際に企業とコラボレーションする中で、自分が学んできたマネジメント力がどれほど社会に通用するのか試したいと思い、取り組み始めました。

具体的な内容や苦労した点は?

大西さん

まず、実際に社会と取引する際に必要となる基本的な知識不足は強く実感しました。また、自分たちが理想とする内容に対して、「会社が自分たちに求めていること」や「地元の方々の想い」、「実現可能な案」とのバランスを取ることの難しさも日々感じています。

 

阿部さん

活動の幅を広げるにあたり、メンバーも増えていますが、私たちの卒業も見えてきた今、この活動の引継ぎや後継者づくりも今後の大きな課題です。

課題を解決し、活動を進めるために役立った学びは?

竹田さん

大きく4つの学びが役立ったと感じています。
1つ目は、「リサーチ・イントロダクション」で培ったプレゼンテーションスキルです。相手を納得させる説明やスライドデザインを考える力は、新メニュー開発やイベント企画で大いに役立ちました。
2つ目は「マーケティング基礎」の知識です。商品企画でもイベント企画でもターゲティングは重要です。例えば「地元の高齢者層には新聞やテレビ広告で」、「学生向けならInstagramやおしゃれなポスターで」など、誰にどう伝えるかを意識できるようになりました。
3つ目は「組織論」で、追加メンバーを募集した際に、チームのモチベーション維持や役割分担の工夫を学びました。
4つ目は「中小企業経営」です。実際の経営者の方に活動を相談する機会もあり、どのような視点で物事に取り組むべきか考える意識が養われました。

この活動を通して成長したこと、みなさんが大切にしてきたことは?

大西さん

自分に自信がつき、失敗を恐れずに行動できるようになりました。また、自分の想いをしっかりと伝えられるようになり、学びを実践できていることを実感しています。

 

竹田さん

マインドとしては、「失敗前提で行動する」「常に実現可能性を考える」「何事にも全力で楽しみながら取り組む」この3つを大切にしてきました。
活動内容が広がってきた現在は、各施策がバラバラに見えないように統一感を出す工夫や、利益を見込んだ継続的な関係づくりも心掛けています。

読者へのメッセージをお願いします。

阿部さん

これまで、加西市のカフェでのメニュー開発、イベント出展、生協とのコラボメニュー販売などに取り組んできました。現在は、加西市の特産品を『ふるさと納税』の返礼品化することを目指し、企業や自治体と協議を進めています。
失敗も成功もすべてが学び。地域と一緒に成長できるこの活動を、これからも広げていきたいです。

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そして10月27日~第二弾として、ベリーAのシロップとチョベリパンを使ったフレンチトースト【ベリーサンデートースト】も数量限定で発売予定!第三弾も企画中です!ぜひ味わいに来てください!

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