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初代学部長メッセージ

CUBE二期生へ

初代学部長 佐藤 治正

CUBEは2009年4月に誕生し、1年が経ちました。この1年間、CUBEには沢山の訪問客、見学者が来校されました。来られた人のほとんどがCUBEを見て、驚き、感心し、すばらしい学校だと言ってくれます。斬新な設備・デザイン、革新的な授業・カリキュラム、CUBEの様々な発想・活動が学生の成長を基礎に考えられたものだからです。

しかし、CUBEの一番の売りは、設備・デザインでも授業・カリキュラムでも、また多彩な教師でもありません。それは、CUBE生一人ひとりです。訪問者は、CUBE生が気持ちよく挨拶できることに驚きを覚えます。キャンパスを案内してくれるCUBE生に接し、こんなに学校を愛している学生が沢山いる大学は他にないと言ってくれます。学内に財布やパソコンを置き忘れても、なくなることがありません。教職員と学生の距離が近く、それは家族・親戚あるいはチームメートといった間柄の様でもあります。

一年次の授業の多くは、クラス規模が小さく、出席重視で、学生に多くの課題・宿題を課します。基礎リテラシーでは、4つのクラスに分かれ、複数の担当教員がクラスを指導します。CUBE生に聞くと、多くが高校の時より大学に入ってからの方がより勉強していると言います。そんな一年生は、高校4年生と言われています。それでも、多くの学生は、家にいるよりCUBEにいることが楽しいと言います。今日の努力があると感じているからだと思います。

幼いときから人生の目標や方向について、夢を抱くことが大切なのです。幼いときの夢は幼くてよいのです。やがて自分の志もできあがってきます。ですから、CUBEに入ったら、1年以内に自分の未来を決めてください。大学を卒業して10年後、自分はどんな仕事に就き、どんな大人になっていたいのかを考えてください。夢は少しずつ変わるかもしれません。それでも、10年後のなりたい自分が見えてくると、卒業までに何ができていないといけないのか、今年は何を目標とすべきかが見え、さらに今日一日一日の生き方、学び方が変わってきます。そうです、未来が、あなたの今日を変えていくのです。CUBEには、あなたの今日と未来を変える、そんな仲間が、そんな環境が存在しています。CUBEの教職員は、夢に向かって今日努力する学生一人ひとりの手助けをしたいと心から思っています。

CUBEはそんなすばらしい学部ですが、人に例えるとまだ一歳。実際、誕生してまだ1年しか経っていません。確かに、学生や教員に意識の高い人が多いけれど、学生も教師も多くは一年生。そして、この春でやっと二年生になります。2010年4月、CUBEは新たに二期生を迎え、学生数は200名から400名へと増加します。長男長女である一期生と共に、やんちゃな次男次女である二期生が、これからCUBEをいかに育ててくれるか、本当に楽しみです。

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